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ライブラリ管理システム
例えば、住宅ローン商品の販売シミュレーションをExcelで行う例を多く見かけますが、この時金利が古い情報だったらどうでしょうか? ・・・ 金融業の場合、顧客の信用を失うばかりか、下手をすれば営業停止になりかねない事態です。
こうした事態を未然に防ぐには、「古いバージョンのファイルを使いたくても使えない」運用を行うことです。
「ライブラリ管理システム」では、基になるファイルの管理と、それを利用する側でのコントロールの2つの側面から、バージョン管理(最新版の使用)を支援します。
図:ライブラリ管理システムの画面
(↑クリックすると実物を表示します) |
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(1) 必ず最新版を使うようにするためには、まず最新版がどこにあるかを標準化する必要があります。 |
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クレッシェンドでは、この「最新版がある」場所(ファイルサーバ、または、共有フォルダ)の事を「本番ライブラリ」と呼んでいます。
要は、皆が共通で使うプログラムを登録するフォルダを、全社統一で設定すれば良いのですが、ファイル数が多くなってくるとミスオペレーションを誘発しやすくなります。これをシステムで支援するのが「ライブラリ管理システム」です。
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(2) 利用者が、本番ライブラリに登録されているファイルを自分のPCに保存して使うケースも少なくありません。 |
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こうした運用では、「金利が変わっても気がつかない」といった事故を招きかねません。
そこで、本番ライブラリに登録する際にバージョン情報を設定し、利用者側のPCではそのバージョン情報を常に参照することで、今使おうとしているファイルが最新かどうかを判断できるシステムを作りました。
図:古いバージョンのファイルを開いたときの警告例
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